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2023.06.01 / BLOG

医療従事者に死生観を問う - 第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2023 レポート

AUTHOR / 日本医療デザインセンター

医療関係者が望む”死に方”は、”認知症+老衰”が約4割、”がん”が約3割

 

「医療現場の課題をデザインで解決する」というミッションを掲げて設立した一般社団法人日本医療デザインセンター(本社:神奈川県鎌倉市:代表理事:桑畑 健)は、第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2023(2023年5月13,14日@ポートメッセなごや)に出展し、そこに集う医師、看護師などの医療関係者に対してアンケートを実施したところ、掲題のような結果となりました。

「どんな死に方がいいですか?」に対する初日の結果

プライマリーケアとは:世界保健機構(WHO)はプライマリケアを「プライマリケアは、ケアやゲートキーパー以上の役目であり、最初の第一線としてアクセスされ、継続的・統合的に調合されたケアを提供する保健制度の中心的な役割である、としている。「家庭医療」、「総合医」、「総合内科医」などがこの範疇に入り、患者の心身を総合的に診て、初期段階での健康状態の把握や一時的な救急処置、日常的にみられる病気や軽度の外傷の治療、訪問診療などを行う。(wikipediaより引用し編集)

本企画の目的

私たち、日本医療デザインセンターでは、そのミッションと背景から、人々の死生観を知ることも大切だと考えており、その一環として第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2023に於いて、医療関係者の死生観を知りたい、と、この出展を行いました。

私たちの感想

  •  プライマリーケアに従事されている医療従事者ということで、より死を身近に感じていらっしゃる方々からの興味深い結果が得られました。
  • ”死に方”では、”痛さ”を避けられるといいな、いっそ事故でバーンと死にたい、認知症がなければ老衰で、などといった回答があり、“死後の世界を信じるか”では、あると信じたい、といった声も含めて”ある”が過半数を占める結果となっております。

※結果詳細は、当公式HP、公式Facebook、公式Twitterなどで順次公開していきます。ぜひご覧下さい。全8問を職種別に投票形式で尋ねております。

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