看護部長が40名のシフトを1人でエクセルで組んでいる。急な欠勤が出るたびに電話が鳴り止まない。現場全体の把握や、看護師一人ひとりとの対話に本来注ぐべき時間が、別のことに使われ続けている。抱えていた悩みが解消されないまま、看護師が離職する。シフトはさらに組みにくくなる。残された看護師に皺寄せがいく。収益が落ち、採用も難しくなる。また人が辞める。
勤務医は紹介状や退院サマリーの作成に時間を取られ、患者と向き合う時間が十分に確保できていない。リハビリ職は患者一人ひとりへの個別対応に力を注ぎたいのに、記録と書類が積み重なる。薬剤師は服薬指導を個別化したくても、標準的な対応を繰り返すだけで手一杯になっている。
このような状況は、医療の現場に関わる多くの組織が、今まさに向き合っていることです。
人材育成に力を入れたい。組織をもっと良くしたい。患者さんのケアの質をさらに高めたい。そう思いながらも、目の前の業務に追われる日々が続いていませんか。
その一歩を踏み出すのに、最適なタイミングを待つ必要はありません。
現場を最も俯瞰して見ることができる管理職の方々が、AIを活用した新しいアプローチを身につけることで、組織全体に変化をもたらすことができます。
患者さんのために、そして組織のために、今日も一生懸命に働いている医療従事者の皆さんの力を、さらに活かすためのものです。
本来あなたがやらなくてもいい。でも、お願いできる人がいなくて、あなたがやらざるを得なかった仕事があります。その仕事を、AIが担います。
あなたが本来の強みを発揮することに、時間と集中を注げるようにするためのものです。
働くことのルールが厳しくなる一方で、求められる成果への期待がどんどん高くなる現場で、あなたとまわりの職員が心身ともに豊かに働き続けるための取り組みです。
この講座では、管理職であるあなたが、AIを使って実際に動くツールを自分の手で作れるようになることをゴールとしています。知識を学んで終わりではありません。
6ヶ月後、あなたは「作った」という事実を持って現場に戻ります。あなたが作ったツールは、あなたがいない時間も現場を支え続けます。
異なる部門を率いるリーダーたちが、共に同じ場で学ぶ。それがこの講座の最大の価値です。
受講している間も、現場では仲間たちが働き続けています。その仲間たちのために、部門を超えたリーダーたちが知恵を結集し、それぞれの現場をさらに前へ進めていく。
日々多忙の中でも、組織の未来に目を向けているあなたのような方と、ともに歩んでいきたいと思っています。
桑畑 健
一般社団法人 日本医療デザインセンター 代表理事
株式会社医療Design Workshop 代表取締役
筑波大学芸術専門学群卒業、多摩美術大学デザイン専攻情報デザイン領域修士課程修了。学生時代から医療機関のデザインに携わり、20年以上にわたって100を超える医療機関のブランディングと経営支援を手がけてきた。
2008年に株式会社医療Design Workshopを設立。2018年に一般社団法人日本医療デザインセンターを設立し、代表理事に就任。2023年には『医デ本 - 医療デザインの入門実践書』を出版。
コードが書けないデザイナーとして、AIエージェントを活用した医療機関向けDXプラットフォームを自ら開発・実装した経験を持つ。「特定のツールを覚えること」ではなく「AIで実際に動くものを作る力と本質を理解すること」を一貫して追求している。この講座の全プログラムを監修・講師として担当する。
キックオフ・現状把握と課題の言語化・先進事例リサーチとモデリング
自院の課題を整理し、すでに世界で起きている変化を知る
要件定義からモックアップまで・自分で作る最初の体験
「作れる」という実感を、この日持ち帰る
フロントエンド設計・画面と操作の設計
職員が実際に触れる画面を自分でデザインする
バックエンド設計・データ構造とロジックの実装
情報をどう整理・処理するかの仕組みを作る
API結合・外部データとの接続
院内の既存システムやデータとつなげる
テストと改善・品質を上げる
実際に使ってみて、問題を見つけて直す
デプロイメントと拡張実装・院内で動かす
作ったツールを現場に届け、育てていく
成果発表・次の一手を描く
6ヶ月で作ったものを持ち寄り、次の挑戦を描く
基本は6ヶ月での実施を推奨しますが、貴院のご事情に合わせて最長8ヶ月まで調整可能です。グループコンサルは月次勉強会のない週に随時実施。出欠不問・アーカイブ視聴可。
※最大受講人数20名。講座期間中の追加課金はありません。
人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)をご活用いただけます。常時雇用する職員が100名以下の医療機関の場合、経費の最大75%が助成対象となります。助成金の対象となるかどうかを知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
助成金の受給には各種要件を満たすこと、および訓練開始1ヶ月前までの計画届提出が必要です。申請は事業者様ご自身、または社会保険労務士への委託にて行っていただきます。
受講期間中、医療デザインコンパス経由でClaude APIを提供します。受講者1人あたり月100万トークンを付与。Claude MAXプラン(月額約30,000円/人相当)に個別契約することなく、同等水準のAI環境で6ヶ月間学べます。
お問い合わせ月
お気軽にご連絡ください。貴院の状況をお聞きした上で、講座の詳細をご説明します。
翌月
参加者の選定・日程調整・契約。異なる部門のリーダーを5名〜15名選定していただきます。
(助成金利用の場合)助成金の計画申請
専門家(社会保険労務士)、またはお客様にて助成金の申請をしていただきます。※助成金受給には各種要件を満たす必要があります。
訓練開始〜6ヶ月
講座実施。やむを得ない事情による休止が必要な場合はご相談ください。ただし助成金の申請期間との兼ね合いがありますので、事前にご相談ください。
(助成金利用の場合)助成金の支給申請、貴院へ助成金の入金
研修終了後、完了報告を行い、審査を経て研修費用が還付されます。
受講者の人数は途中で変更できますか?
はい、条件付きで変更可能です。受講者の入れ替え(代替者への変更)は可能ですが、減員による費用の返金はできません。変更をご希望の場合は必ず事前にご連絡ください。受講者の変更は人材開発支援助成金の支給要件に影響する場合があるため、社会保険労務士の指導のもと、助成金への影響を確認した上で対応を協議します。
プログラム期間を延長することはできますか?
はい、可能です。6ヶ月コースは最長8ヶ月まで延長できます。特定の月の勉強会を休止し、翌月以降に再開するかたちでスケジュールをずらします。カリキュラムの内容と順序はそのまま維持されます。延長をご希望の場合は必ず事前にご連絡ください。助成金を利用される場合は、訓練期間と申請期間の兼ね合いがあるため、社会保険労務士と連携して対応を協議します。
申し込み後にキャンセルはできますか?
はい、できます。キャンセルをご希望の場合、翌月以降の受講料はお支払いいただく必要はありません。既にお支払い済みの場合は、翌月以降の分を返金します。ただし、キャンセルされた場合は人材開発支援助成金の支給対象外となります。キャンセルをご希望の場合は必ず事前にご連絡ください。
プログラム期間中にもっと優れたAIが登場したら?
問題ありません。より進化したAIが登場する可能性は十分にあります。しかしこの講座の本質は「特定のAIの使い方を覚えること」ではなく、「AIで実際に動くものを作る力と、AIの本質を理解すること」です。ピアノでクラシックを弾けるようになった人がジャズにも応用できるように、AIの本質を理解して実装する力はツールが変わっても失われません。
助成金は必ず受け取れますか?
いいえ、保証はできません。助成金の受給は厚生労働省による審査を経て決定されます。ただし、受講開始前に社会保険労務士と共に必要な要件を整理し、申請に向けた最善の準備を行います。審査の結果、減額または不支給となる場合があることを予めご了承ください。
まずはお気軽にご連絡ください。貴院の状況をお聞きした上で、最適なご提案をいたします。